| 滝の分類について |
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| 滝の定義と滝の種類 |
滝
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| 直瀑の例 |
![]() 滝の後ろの岩盤に落水が殆ど掛からないでに,「滝壺」に真っすぐ落下するような滝を「直瀑」と言います。 (左)神通川水系高原川の上流に懸かる「平湯大滝」です。 流れ下ってきた溶岩等によって,旧流路が塞がれたためにできた,と言われています。 (右)ハワイ島で最も有名な「虹の滝」です。 背後の岩盤(溶岩)に,大きな空洞ができており,滝壺も巨大です。 |
| 段瀑の例 |
![]() 水が落下する途中で岩盤(岩壁)に衝突している滝を「段瀑」と言いますが,厳密的にはさらなる区分が必要かもしれません。 (左)日本を代表する「那智の滝」です。 落下の途中で岩盤に衝突し,それからは岩壁をなぞる様にして落下しています。 (右)これを一つの滝とみるか,二つ以上の滝とみるか,によって分かれますが,現地ではまとめて「マリュドゥの滝」と呼んでいます。 |
| 渓流瀑の例 |
![]() 傾斜の付いた凸凹の河床を,水が奔流となって流れ下っている状態を「渓流瀑」と呼びます。 既往資料では,「渓流瀑=滑滝」との記述もありますが,「平滑ノ滝」と「栗又の滝」が同じジャンルでは,ということで分けました。 |
| 滑滝の例 |
![]() 写真は,養老渓谷の上流部にある「栗又の滝」です。上総層群の泥岩層の上を,静かに滑り落ちています。 |
| 懸谷瀑の例 |
![]() 「懸谷瀑」とは,本流に直接落下している滝のことで,事務局の新造語です(同義語が見つかりません)。 (左)沢登り族の人たちには有名な?「同角沢出合ノ滝」です。 常時,豊富な落水があります。 (右)融雪時と降雨時にのみ落水のある滝の例です。厳密には滝ではないそうですが,このような滝は,かなり多いという印象を持っています。 |
| 海岸瀑の例 |
![]() 水面に直接落水しなければ海岸瀑ではない,との観光資料が一部流布されていますが,地形的にはナンセンスでしょう。 知床半島には,この「カシュニの滝」を始め,多くの海岸瀑が存在しています。 |
| 潜流瀑の例 |
![]() 知床半島,ウトロからイワウベツ川の間にある溶岩層の隙間から,直接海に落ちる小さな滝の群です。 その意味では,海岸瀑の群れでもあります。 |
| 「滝」に関する主な参考文献・資料・ウェブサイト |
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| 2024年9月16日再編集 |