「地形・地質情報ポータルサイト」について
   
このサイトとは

・このサイトは,電子納品の支援,電子成果品の二次利用,災害による地質リスク情報,『日本の奇岩百景』,『日本の地質百選』や『日本と世界の地質案内』などの情報を公開・提供するために,任意団体「GeoInformation Portal Hub(GIPH)」が管理運営するウェブサイトです。

・このサイトでは,原則として,2019年6月に解散した 非営利活動法人地質情報整備活用機構 が整備したコンテンツやソフトウエアを継承しています。
 また,GIPH独自の判断により,コンテンツの加筆・追加・削除・変更,あるいはソフトウエアのバージョンアップなどを実施しています。

・このサイトで公開されているソフトウェアとウェブページは,どなたでもご自由に使用することができます。

日本の地形千景プラス
 21世紀を迎える前後の日本では,開発などによる地形の改変が盛んにおこなわれていました。そのような中に,地形の保全を主眼とする『日本の地形レッドデータブック』のような書籍が発行されていました。それから四半世紀,それらの書籍の大半は絶版となりました。
 このウェブサイトでは,このような書籍で取り上げられた地形の場所を「電子地図」で閲覧することができます。編集者が勝手に選んだ場所もありますが。 「地図確認サイト」では,「今昔マップ」を背景図として使用できるため,主要都市圏では例えば昭和初期の地図で当該の地形を確認することができます。
 サイト管理者は「Kashmir 3D」を利用しています。 今後,危機にある地形や保存が望まれる地形を,三次元的に可視画像化して掲載しています。
 対象とした範囲は,国土地理院から「地図タイル(地図画像,標高データ)」として公開されている範囲の全てとしました。 従って,韓国実効支配下の「竹島」とロシア実効支配下の「北方領土」を含みます。
2024年04月27日現在の登録総数は1,334か所です。
日本の地質案内および世界の地質案内
世界と日本の地質案内とは,旧GUPIの会員や一般の方から投稿を頂いたジオサイト,旧GUPI編集者やGIPH編集者で独自に収集・編集したジオサイト をご紹介するウェブページです。
  ・日本の地質案内(142箇所)
  ・世界の地質案内(160箇所)
 
自然災害の記憶
 近年発生した自然災害の中から,以下に記す災害を取り上げて,特徴を可能な限り取り上げて解説するページです。
 ・2018年9月 平成30年北海道胆振東部地震:札幌市清田区里塚地区に生じた地盤変状,厚真町地区の斜面崩壊
 ・2016年4月 平成28(2016年)熊本地震:阿蘇大橋付近の土砂崩れ(2例),阿蘇大橋下流右岸の国道崩壊,など8例
  ・2014年8月 広島市安佐南区八木地区緑井地区・表層崩壊と土石流
  ・2011年9月 五條市・赤谷地区深層崩壊
  などを紹介しています。
 
沖縄県の地下壕
 第二次世界大戦中,日本国内で最も激しい地上戦闘が行われ,多数の住民が犠牲となった「沖縄戦」で使用された
「地下壕・ガマ(鍾乳洞など)」は,都市化が進むにつれ開発工事や風化により次々に消滅しています。
 本ページは,そのような地下壕やガマを可能な限り後世に伝えるべく,独自に調査した結果です。
 那覇市内:71壕, 糸満市内:23壕, 豊見城市内:3壕,
 南城市内:5壕, 南風原町内:4壕, 八重瀬町内:2壕, 読谷村:2壕
 
地形や地質のお話
以下の内容について,できるだけ簡単に記述しました。 地形については,今後増やしてゆきます。
 ・土砂災害(全般,表層崩壊,深層崩壊,土石流,土壌雨量指数と土砂災害)
 ・火山災害(岩屑なだれ)
 ・沖縄地方のガマと特殊地下壕(防空壕)
 ・特殊地下壕とその崩壊(崩壊メカニズム,内部の状況写真,対策工事)
 ・地学のトリビア(豆知識)
 
日本の奇岩プラス
 日本人ほど身近に石と親しみ,石に名前を付け,石にあれこれの歴史や思いを忖度し,種々楽しむ民族は少ないのではないでしょうか。 垂直な壁のような岩盤を「屏風岩」,水平な床のような岩盤を「千畳敷」,2つの近接した大小の岩塊を「夫婦岩」などと名付けるありふれたネーミングから,一度や二度聞いても理解しがたい奇怪な名称などもあります。。
 このような日本の地質・岩石の多様性(ジオ多様性)を啓発するために,日本の奇岩百景を選定し,岩の自然造詣美を広く紹介します。
 最終締め切り時点での認定数は「百二十四岩」に達しました。
 
日本の地質百選
 美しい日本の国土,火山の恵み・温泉,美しい景観の観光地もみんな,それを形作っている日本列島の地質があってこそのものです。 一方,地震や地すべりなどの自然災害そのもの,また地質現象の結果です。
 日本の地質現象は多岐にわたっており,世界の地質学者が,その素晴らしさに注目しています。 
 2007年5月10日に第一次選定として83箇所を選び,2009年5月10日[地質の日]に第二次選定として37箇所を選び,合計120箇所の地質百選を選定しました。
 ・2013年10月:オーム社,解説書『ジオパークを楽しむ本日本列島ジオサイト―地質百選』
  ・2010年05月:オーム社,解説書『日本列島ジオサイト―地質百選Ⅱ
  当該閲覧ページで「選外」のグループがありますが,これは,地質百選に選定されなかったジオサイトで,『日本列島ジオサイト―地質百選Ⅱ』に併載されているジオサイトのことです。
  本サイトで紹介している地質百選のページの中には,第三者のウェブサイトに掲載されている写真(画像)をそのまま,あるいは縮小して表示しているケースがあります。 これらの写真のご利用は,厳にお控えください。
地学百景(渡辺 裕氏)
以下は,渡辺氏のウェブページの冒頭説明文です。
『このページは,私が今までに旅行に行った場所で撮った写真の中から,高校の地理や地学の地質関係の授業で役に立ちそうなものを並べて作ったものです。 イメージとしては,ウェブ版の地学図解というところでしょうか。 私の専門は化学ですので詳しいことはよくわかりませんが,写真とともに簡単な説明と参考文献をつけておきました。 用語の説明は,主に平凡社の地学事典を参考にさせていただきました。また,参考文献には,各地方で出版されているものを積極的に取り上げました。』
 
廃止したサイト・ページ
以下のウェブサイトおよびウェブページは,諸般の事情により廃止いたしました。
  ・2024年10月中旬 : 3次元CGの事例(IE11の廃止に伴い,3Dビューアが入手しづらくなったためです。)
  ・2021年12月末日 : ボーリンク情報公開サイト(旧名,ジオサーフ・ナビ)
  ・2021年 7月末日 : フリーウェブサイト,3D-CG表現を支援するサイト,電子納品・二次利用支援サイト
    ➡ 2024年10月16日 : 一部のウェブサイトは再開しました。 以降,順次整備を進めます。
 ご利用いただきまして,誠にありがとうございました。
 
更新履歴

2024年10月15日: 「3次元CGの事例」は,IE11の廃止に伴い,3Dビューアが入手しづらくなったため廃止しました。
 ※ 「那覇市・識名壕360゜画像」は,「沖縄の地下壕」に掲載しています。
2024年09月24日: 「還流丘陵」と表記したページが多数存在しましたが,国土地理院の用語集に準じて,全て「環流丘陵」に統一しました。
2024年07月28日: 渡辺 裕氏の「地学百景」が再開されたため,本ウェブサイトでもリンク情報を掲載しました(承認済み)。
2024年06月14日: 「日本の地質案内」と「世界の地質案内」のリニューアルが終了しました。
2024年05月07日: 「カシミール3D を使用して作成した地形図などの三次元画像と特殊な処理(事例)」のページを作成・公開しました。
2024年04月27日: 「日本の地形千景プラス」の全登録情報の第二次情報更新が終了しました。 重複登録の削除により,現在の登録数は1,334箇所となりました。
2023年11月26日: 「日本の地形千景プラス」の登録情報のうち,「地形のレッドデータブックNo.1」を情報更新しました。 現在の登録数は1,355箇所です。
2023年09月17日: 「日本の地形千景プラス」の登録情報のうち,「事務局自薦分」を情報更新しました。
2023年03月03日: 「Kashmir3D」で使用するGPSデータの作成を支援するサイトを作成しました。マニュアルは未整備です。
2023年03月03日: 「日本の地形千景プラス」の登録数が1,336箇所に達しました。
2022年09月28日: 「日本の地質百選」に登録されていた情報と「日本の地質案内」及び「日本の地形千景」との重複分を整理しました。
2022年07月25日: 「日本の地形千景プラス」に登録されている全てのコンテンツの情報更新が終了しました。 現在の登録数は1,209箇所です。
2022年05月21日: 「日本の地形千景プラス」で,「日本の地形レッドデータブックNo.1」を参考にした三次元地形イメージページの情報更新が終了しました。
2022年04月09日: 「日本の地形千景プラス」の登録数が1,192箇所に達しました。1,200箇所の登録が目前のため,ページタイトルに「プラス」を付けました。
2022年03月15日: 「日本の地形千景」の登録数が1,147箇所に達しました。
2021年12月31日: 「ボーリング情報公開サイト」の運用を終了しました。
2021年12月13日: 「日本の地形千景」の登録数が1,100箇所に達しました。
2021年11月01日: ウェブサイトの名称を「地形・地質情報ポータルサイト」に変更しました。
2021年10月22日: 地図情報取得ウェブサイトメッシュ点の位置情報(平面直角座標,標高)を「Terramod_Bs仕様」データで取得できる処理を追加しました。
2021年10月11日: 「日本の地形千景」に,韓国実効支配下の「竹島」とロシア実効支配下の「北方領土」を追加しました。
2021年09月20日: 「地形断面の緯度経度と標高」取得できるウェブサイト(ページ)を情報更新しました。 折れ曲がった断面線に対応できます。
2021年09月03日: 「沖縄戦の記憶(地下壕)」の情報更新を行いました。
2021年08月28日: 「日本の地形千景」に,「沖縄戦の記憶(ガマと地下壕)」に掲載したほぼ全ての位置を三次元地形イメージにプロットしました。
2021年07月31日: 「GUPIフリーウェブサイト」,「電子納品支援・二次利用支援ウェブサイト」及び「3D-CG表現を支援するウェブサイト」の運用を終了しました。
2021年07月24日: 「地学のトリビア」を再掲載しました。
2021年07月18日: 「日本の地形千景」に,国内の全ての原子力施設に関わる地形情報を登録しました。
2021年06月21日: 「日本の地質案内」と「世界の地質案内」の改訂作業が終了しました。 この機に乗じてトップページもに情報更新しました。
2021年05月31日: 検索の対象を「全てのコンテンツ」 から「選択済みのコンテンツ」に変更しました。 希望しない検索結果を表示しないための処置です。
2021年05月25日: 「日本の地質案内」の情報更新を開始しました。 他のジャンルやコンテンツと重複のある場合は,可能な限り統一することにしています。
2021年05月07日: 「地学用語解説集」 を再開しました。 使用するサーバの関係でWikipedia機能が使用できないので,独自のデータベース機能を使用します。
2021年05月05日: サーバを移転しました
2021年04月26日: 日本の地形千景は,897箇所の登録が完了しました。 琉球王府の望楼兼烽火台だった「先島諸島火番盛,19箇所」などを追加しました。
2021年04月15日: 地質の解説 > 特殊地下壕に関するページ を改訂・加筆しました。
2021年04月11日: 日本の地質百選を紹介するページ(全165箇所)を全面的に情報更新しました。 すべての箇所に三次元地形図による案内図を付加しました。
2021年04月01日: 地形図検索と一覧表検索のページを情報更新しました。 地形図検索[国内編]には,複数のタイル地図を重ね表示できます。
2021年03月18日: 地図情報取得ウェブサイト(新設)任意地形断面の座標値,水平距離と標高を取得できる処理を追加しました。
2021年03月16日: 日本の地形千景は,828箇所の登録が完了し,新たに,まとめサイト版(一覧表表示)を開設しました。 サムネールと概要記事を表示します。
2021年02月16日: 渡辺 裕氏の「地学百景」は,氏が利用していたウェブサービスが終了したため,関連情報を削除しました。