茨城県:霞ヶ浦,浮島付近の「はまへ型集落」
集落や地形の特徴

低地,微高地,砂礫地盤,砂地盤,はまへ型集落,集落空間

地形(標高段彩図)と7.5万分の1 地質図幅『成田』の三次元イメージ
段彩図上で1回クリックすると,産総研・地質調査総合センターの「7.5万分の1 地質図幅『成田』」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

霞ヶ浦の南東岸,東の「和田岬」から西の「西の洲岬」付近にかけて,大小の丘と「微高地」が広がっています。
現在は干拓や埋土によって不明瞭となっていますが,かつてこの付近は「野田奈川」によって,関東平野から切り離されていました。
地質図に記載されているように,その当時は「浮島村」といって,「仲郷地区」に村役場があったそうです。
大小の丘の群れは「常陸台地(新治台地)」の削り残しと思われ,微高地は,常陸台地から削り出された土砂の堆積物であろう,と思われます。
微地形と集落空間 : はまへ型集落(低地 > 微高地[砂礫・砂堆・砂州])

  この付近の低湿地は海抜がゼロメートルかそれ以下,であるため,集落は自然とこの「微高地」に造られたことがわかります。
集落の多くが丘の南側に造られたのは,冬の季節風を避けるためであったろうと思います。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「低地の海岸・湖沼岸の汀線(水際)付近で,砂礫,砂堆,砂州で覆われた平坦地から背後の傾斜地に掛けて形成された集落」とされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「各集落」は,この「はまへ型集落」に該当すると考えています。
【引用情報・参考情報】

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