鹿児島県:笠野原台地の「おほの型集落」
集落や地形の特徴

台地・段丘,平坦部,非開析谷,おほの型集落,集落空間,シラス,入戸火砕流

地形(標高段彩図)とシームレス地質図の三次元イメージ
三次元地形図上でマウスクリックすると「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

「笠野原(かさんばい)台地」は,「肝属川」本流と支流である「串良川」の間に挟まれた,東西の最大幅が約12km,
南北の最大幅が約16kmという,九州地方で最も広大な「しらす(シラス)台地」です。
しらす(シラス)は,元々鹿児島地方での方言で,正式には「入戸(いと)火砕流堆積物(非溶結部)」と言います。
入戸火砕流堆積物には,溶結部と非溶結部がありますが,しらすは非溶結部のみを指します。 すなわち,細粒の軽石や火山灰の混合物で構成されています。
微地形と集落空間 : おほの型集落(台地・段丘 > 中位面・高位面:非開析谷)

「佐野(1997)」によると,笠野原台地で最も古い集落は「現笠野原町」の周辺で,移住が始まったのは1704年(宝永元年)とのことです。
集落ができなかった理由は,地表及び地表近くに水が全く無いことで,集落の住民は「深井戸」を掘って飲料水を確保したのです。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「おほの(上代語)型集落」とは「台地・段丘の高位面と中位面の中央部にあり,周辺は平坦で開析の進んでいない地形にある集落」のこととされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「笠野原町」周辺は,この「おほの型集落」に該当すると考えています。
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