新潟県:片貝断層沿いの「やまへ・すそみ型集落」
集落や地形の特徴

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地形(標高段彩図)と都市圏活断層図の三次元イメージ
段彩図上で1回クリックすると,国土地理院の「都市圏活断層図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

「高位段丘面」である「越路原」の標高は約190mなのに対し,「中位段丘面」の「小栗田原」の標高は約80mと,かなりギャップがあります。
その中位段丘面上に完新世の「扇状地/沖積錐」が形成されており,その場所に「片貝町(集落)」が造られました。
微地形と集落空間 : やまへ・すそみ型集落(境界域 > 山麓緩斜面・崖端緩斜面)

  高位段丘面と中位段丘面との境界は,「片貝断層」です。 この断層は,西側隆起の逆断層で,もちろん活断層です。
片貝町が乗る扇状地(沖積錐)は,この中位段丘面の上にあります。
断層隆起によって西側が持ち上がることにより,扇状地を作り出した「酒座川」の河床勾配は急傾斜化が続くことになります。
結果的に,坂座川の「下刻侵食」と「運搬力」が増し,扇状地(沖積錐)は拡大し続けるでしょう(砂防ダムが無い限りです)。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「やまへ・すそみ(上代語)型集落」とは「山地・丘陵地あるいは台地・段丘と低地との境界域にあって,山麓部の扇状地や緩斜面,または台地・段丘崖端の沖積錐状の緩斜面で形成された集落」とされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「片貝町(集落)」は,この「やまへ・すそみ型集落」に該当すると考えています。
 
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