柱状図データが重複して登録されている疑いがある事例
CaseB_01

出典:国土地盤情報検索サイト-KuniJiban-。 
同一座標値に同じボーリングデータが,別々のIDで登録されている,という事例。

【問題点】

  • 「-KuniJiban-」では,図(A)のように,「任意の孔口」を示すマーカーを左クリックすると,図(B)のようにマーカーが二つに分離することがあります。
  • これは,KuniJibanの新機能のようで,接近する座標値を持つボーリングが複数存在すると,クリックと共にマーカーが分離・表示するからです。
  • 図(C)および図(D)は,分離した「B孔」のマーカーを,それぞれにクリックした時に表示されるメタデータです。
  • 両者を比較してみると,ボーリングIDは異なっていますが,調査名称などの登録情報は全く一致していることがわかります。

【提言】

  • KuniJibanの登録時において,どのような手続きが行われたかは不明なのですが,接近した場所で掘削された複数のボーリング情報が同じものである,という可能性があるので,二次利用する際には十分に留意する必要があるでしょう。

【最新の状況】

  • 2024年10月中旬現在,従前どおり公開されています。

出典:国土地盤情報検索サイト-KuniJiban-。 
ボーリングIDは異なっているが,記載内容は全て一致しています(発注機関名の空白を除く)。
CaseB_02

出典:国土地盤情報検索サイト-KuniJiban-。 
同一座標値に同じボーリングデータが,別々の調査件名で登録されている,という事例です。
調査名は左右で異なっていますが,北緯,東経,孔口標高と総掘進長は一緒ですね。 柱状図(土性図)を確認してみると,・・・・。

【問題点】

  • 青森港周辺のボーリング情報を確認中,図(A)および図(B)に示すように,マーカーが二つに分離するボーリングを発見しました。
  • 双方のメタデータを確認してみると,ボーリングIDおよび旧ボーリングIDが異なっていました。
  • よって,ごく近くで2本のボーリングが実施されたのかと思って,土性図を確認してみると・・・・。
  • 各土性図を詳細に検討した結果,「PORT102001010130」と「PORT102001010109」の相違点は「30」と「09」のみでした。
  • その他の情報は,全て同じ内容であったと判断できますね。

【最新の状況】

  • 2024年10月中旬現在,従前どおり公開されています。

出典:国土地盤情報検索サイト-KuniJiban-。 ボーリングIDのみ異なっていますが,記載内容は全て一致していました。
「PORT102001010130」のイメージを反転し,透過度を50%にして「PORT102001010109」にオーバーレイしてみた結果です。
⇒ 2枚の画像が全く同じなら一面濃い灰色になるのですが,異なっている場所では干渉によって像が乱れるので,違いが判明します。