☆ジオサイト
鳥海風土記・奇岩: 鬼石(おにいし),牛石(うしいし)
猊鼻渓:一関市大東町が源流である砂鉄川が,約2億5千万年前以前の石灰岩を侵食して形成した渓谷です。 約2kmの渓谷には,高さ100mを越す断崖絶壁が存在します。 一年を通して運行される船下りから,断崖を観察すると良いでしょう。
厳美渓:栗駒山が源流である磐井川が,栗駒火山の噴出物(流紋岩類)を侵食してできた渓谷です。延長は約2kmで,多くの奇岩類や甌穴などが存在します。
三陸ジオパーク: ジオパークの範囲は,青森県八戸市から岩手県の沿岸を縦断して宮城県気仙沼市までの南北約220㎞,東西約80㎞です。 その海岸線は約300㎞にもおよぶ日本一広大なジオパークです。本奇岩が存在する岩手県一関市大東町の東隣は,同県陸前高田市や宮城県気仙沼市となっており,三陸ジオパークの南部エリアに該当します。
☆観光地
毛越寺:嘉祥3年(850)慈覚大師円仁が開山し,奥州藤原氏二代基衡公と三代秀衡公の世に隆盛を見た天台宗のお寺です。「もうつうじ」と読みます。 大泉が池を中心とする浄土庭園が名所となっています。
中尊寺:金色堂で有名な平泉中尊寺の寺伝では,慈覚大師円仁が開山し,奥州藤原氏初代の清衡公が開基したとされています。 天台宗の東北本山で,金色堂を初めとする3000余の国宝・重文伝わっているそうです。
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