この名前が初めて使われた場所 類型:伝説,自然
  グリーンタフ(ぐりーんたふ) 秋田県男鹿市
【奇岩の写真】

グリーンタフ正面 遠景。 右は「ろうそく岩」。

グリーンタフ 正面。
【謂われ,特徴,エピソード等】
  • 「館山崎」という地名には,中世の頃に館があって,城主が戦いに敗れ,妃が後を追って身投げしたという伝説が残されており,一帯は「御前落し」という名でも呼ばれています。
  • 男鹿半島・大潟ジオパークを象徴する代表的な岩石であるグリーンタフの名称は,館山崎がその発祥の地だといわれています。
  • もともとは緑色凝灰岩ということばが使われていましたが,この館山崎の岩石を地質学者たちが調査した時にフィールドネーム(通称)として使ったと言われています。
  • その後,次々と日本海沿岸地域で同じような凝灰岩が分布していることが分かり,その名称が広く定着しました。
  • 館山崎ジオサイトにあるこの岩石露頭は,圧倒的なスケールであり,目を見張るほど鮮やかな緑色は雨で濡れると一層深みを増し,ターコイズのような色となります。
  • 迫力のある大きさ・目を見張る鮮やかさ・色の変化を楽しめる特徴はジオツアーでの人気がとても高く,ビジターに大いに喜んでいただけます。
【地形と地質の三次元イメージ】
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【奇岩周辺の地形と地質】

  • 「男鹿半島」南東端の「館山崎」には,「椿の白岩」など3個?の奇岩が存在します。
  • 「グリータフ」と椿の白岩は,凝灰岩の海食崖そのものが奇岩となっており,「ろうそく岩」は,波の侵食により崖から切り離されたものです。

【奇岩の特徴】

  • 「グリーンタフ」は,新第三紀中新世の初め頃(約2100万年前頃),火山の噴火によって形成された「館山崎デイサイト」と呼ばれる地層で,岩石名は「火山礫凝灰岩」になります。
  • 「タフ」とは「凝灰岩」という意味で,火山灰が凝結してできた岩なのでそのように呼ばれます。
  • この火山礫凝灰岩は,本来は白くなるはずですが,その中に含まれる輝石や角閃石等が熱水変化により緑色に変化しました。
【引用情報,お断りなど】
【引用情報】
【参考情報】
【お断り】
  • 奇岩の位置については,地図検索のページをご覧ください。
  • 旧版において掲載していた「周辺のジオサイトや観光地」と「交通概況」については,情報が陳腐化してきたことから削除しました。 メジャーな検索サイトのご利用をお願いします。
【奇岩の位置座標】

座標データ: 139.7743804 : 39.8603921
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