静岡県:浜岡砂丘・千浜砂丘の「すか型集落」
集落や地形の特徴

低地,微高地,砂丘,人工斜砂丘,すか型集落,集落空間

地形(標高段彩図)と治水地形分類図の三次元イメージ
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「菊川」の左岸にある「千浜集落(掛川市域)」より西側(図左側)の砂丘は「千浜砂丘」で,
「合戸集落(御前崎市域)」から東側の砂丘は「浜岡砂丘」と呼ばれています(ここに行政界があるためです)。
どちらの砂丘にも,海岸線に斜めで連続的な凸地が続いています。 これは「人工斜砂丘」という,巨大な風よけです。
自然の砂丘は海岸線から少し離れた内陸側に広がっており,ここに数多くの集落がつくられました。
微地形と集落空間 : すか型集落(低地 > 微高地(砂丘))
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1918年頃の古地形図には,一部を除き「人工斜砂丘」は記載されていません。 意外と新しい構築物であることがわかります。
一方,古くからの集落は低地を避けて「微高地」である砂丘の上に造られました。
注 赤いマーカーの左側に細長い凸地が西方に続いています。 「喜右門新田」を作る時に,風よけとして築造したものと思われます。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「すか(上代語)型集落」とは「低地の微高地で,海岸・河岸平野の砂丘上に形成された集落」とされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「合戸集落」,「千浜集落」や「菊浜集落」などは,この「すか型集落」に該当すると考えています。
【引用情報・参考情報】

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