大阪府:大阪市上町台地の「おほの型集落」
集落や地形の特徴

台地・段丘,中位段丘面,平坦部,非開析谷,おほの型集落,集落空間,海成段丘

地形(標高段彩図)の三次元イメージ
三次元地形図上でマウスクリックすると「標高段彩図のみ」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

広義の「上町台地」は,百舌鳥古墳群が建設されているあたりを付け根とする,細長い半島状の台地です。 長さは約11km,幅は最大約2kmあります。
狭義の「上町台地」の最高点は,大阪城付近の約23mで,南に行くほど低くなります。
上町台地の西斜面は「上町断層」による急崖ですが,東斜面は緩斜面となっています(東傾動台地)。
「開析谷」の発達している場所と,あまり発達していない場所があり,図に記した「赤矢印」の付近は後者にあたります。
微地形と集落空間 : おほの型集落(台地・段丘 > 中位面・高位面:非開析谷)
三次元地形図上でマウスクリックすると「国土地理院:最新の地理院タイル」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

上町台地の市街地化は戦国末期に,豊臣秀吉が大坂城を築城したころに始まったと思われます。
このため,赤矢印の付近は「おほの型」の集落というよりも,規模的に「おほの型」の町屋が直接建設されていったと思われます。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「おほの(上代語)型集落」とは「台地・段丘の高位面と中位面の中央部にあり,周辺は平坦で開析の進んでいない地形にある集落」のこととされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「赤矢印周辺の町屋」は,この「おほの型集落」に該当すると考えています。
【引用情報・参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【総合案内ページ】