岡山県:隠田集落か,大盛山に続く尾根上の「みね型集落」
集落や地形の特徴

山地・丘陵地,尾根型緩斜面,推定隠田集落,みね型集落,集落空間

地形図とシームレス地質図の三次元イメージ
地図上で1回クリックすると,産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

赤磐市(あかいわし)と岡山市東区との境界が,「吉備高原」の南方にある低山群を走っています。
その行政界のやや北側の尾根の上に10軒ほどの民家からなる集落が存在しています。
標高は200m超程度なのですが,同50m程の平地からの上り坂の終点にあるので,生半可な体力では生活できなかったはずです。
集落の地質は,古生代ペルム紀の「砂岩泥岩互層」です。
南側の斜面隣には,同年代の「斑れい岩」が分布し,西側と北側の斜面は中生代の「花崗岩」が分布しています。
加山集落では,尾根や近くの斜面で「水田」が造られています。 土壌の保水性が高いのでしょうね。
微地形と集落空間 : みね型集落(山地・丘陵地 > 尾根型緩斜面)

大盛山(349m)の主稜は西方あるいは南西方に向かって伸びています。
途中,標高約230m付近で主稜は南方に曲がり,枝稜は西方に向かいますが,両尾根の間に狭いながらも平坦な土地が存在します。
ここに,「加山集落」があるのですが,地形的に下界からはこの集落は見えなかったはずです。 理想的な「隠田集落」のような気がします。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「みね(上代語)型集落」とは「山地・丘陵地の尾根型緩斜面に立地し,谷線から遠く離れている集落」とされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「加山集落」は,この「みね型集落」に該当すると考えています。
【引用情報・参考情報】

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