茨城県:武生山頂付近の尾根上にある[みね型集落]
集落や地形の特徴

山地・丘陵地,尾根型緩斜面,みね型集落,集落空間,メサ,ビュート

地形(標高段彩図)とシームレス地質図の三次元イメージ
段彩図上で1回クリックすると,産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

標高459mの「武生山」の南側には 「メサ」か「ビュート」と思われる台地状地形が続いており,この台地の上には「下武生集落」が存在しています。
このメサ(あるいはビュート)の地質は,新第三紀前期頃堆積した「海成層・泥岩」です。
周辺は同じ年代ですが若干古いと思われる「デイサイト・流紋岩の熔岩・火砕岩」が広く分布しています。
標高が350m程もあるメサ(あるいはビュート)ですが,かつては海の底であったのです。 もちろん,噴火も海底だったことになりますね。
微地形と集落空間 : みね型集落(山地・丘陵地 > 尾根型緩斜面)

台地状地形のメサやビュートは,日本国内にも若干程度存在しています。
しかし,その台地の上に集落が存在するのは,極めてまれだと思います。
それは,一にも二にも「水をどう確保するか」で,沢水を運んでくる労苦は計り知れないほどだからです。
なお,台地の東側を流れる「山田川」の流域には「かふち型集落」が存在しています。

【微地形と集落空間】

  • 「齊木(1986)」によると,「みね(上代語)型集落」とは「山地・丘陵地の尾根型緩斜面に立地し,谷線から遠く離れている集落」とされています。
  • 編集部では,地形図に記載されている「下武生集落」は,この「みね型集落」に該当すると考えています。
【引用情報・参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【総合案内ページ】