兵庫県:多紀連山の麓屑面(崖錐堆積物)
地形の特徴

麓屑面,崖錐堆積物

地形と地質の三次元イメージ :
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/5万 地質図幅『篠山』(出典,下記)」を表示します。

「三尾山」の北斜面最下部には,石炭紀~ジュラ紀の「頁岩」や「チャート」などが風化し,落下により移動してきた「岩屑(砕石)」が大量に堆積しています。
地形の三次元イメージ : 三尾山北斜面

地質図には明確な記載はありませんが,自動車道から上は地表の傾斜がやや急なので「崖錐堆積物」として,
自動車道から下は傾斜が緩やかになっているので「麓屑面」と呼ばれる状態で堆積していると思われます。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 流紋岩やチャートなどは,風化しても土壌化しないので,鉄道線路のバラストのような空隙のある「岩屑」となります。
  • 岩屑は自らの重力で斜面を転げ落ちる(匍好)か,降雨の作用で斜面を転げ落ち(雨洗),いずれも斜面の最下部で堆積します。
  • おおむね15度以下の傾斜で堆積している状態(場所)を「麓屑面」と言い,15度以上の傾斜で堆積している状態(場所)を「崖錐」と言います。

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.144,古今書院刊,2000年12月8日
  • 日本の地形千景プラス > 赤穂の麓屑面(崖錐堆積物)

【お断り】