長野県:伊那盆地の天竜川右岸 |
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地形の特徴 |
河成段丘(河岸段丘),新期断層変位地形,低断層崖,撓曲崖 |
地形の三次元イメージ : 伊那谷・北部(飯島町,与田切川周辺) |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。国土地理院の「都市圏活断層図(出典,下記)」を表示します。![]() 「伊那本郷駅」のすぐ後ろは「崖」です。「与田切川」が形成した複数の「段丘面」の境界である「段丘崖」 のように見えますが,これは「田切断層」が「上位段丘面」を変形させた結果なのです。 すなわち,田切断層の左右共に「上位段丘面」と言うことになります。 |
地形の三次元イメージ : 伊那谷・南部(松川町・高森町,大島川付近) |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。国土地理院の「都市圏活断層図(出典,下記)」を表示します。![]() 「松川町・高森町」の「大沢川」付近にも,直線状に続く「崖」があります。「段丘崖?」と記載した部分です。 「都市圏活断層図」からは,「上位段丘面」と「下位段丘面」との境界である「段丘崖」と読めますが, 「活断層データベース」からは,この段差は「飯田活動セグメント」であると読むことができます。 以上から,この付近では,決着がついていない「崖」が存在するようです。 なお,中央高速道付近の「崖」は,木曽山脈山麓断層による「断層崖」で間違いはなさそうです。 |
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