繁多川の新壕(ミーゴー);那覇市繁多川4丁目
写真撮影:2016年4月

坑口(竪坑:立坑)は,このお墓の裏側にある大きな木の根元にあります。

坑口は,ほぼ垂直に開いています。 ドリーネでしょうか?

坑口の内部です。 かなり深くまで続いているようです。  ザイル(ロープ)などが無いと中には入りづらい,と感じました。
記事

・関連情報には,当時の那覇警察署や真和志村役場の関係者が利用していた,との記載があります。

・首里,繁多川や識名では,琉球石灰岩のガマを拡張工事して防空壕として利用しましたが,この壕もそれらの一つでしょう。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

記載がありません。

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(真和志地区 No.18) 注:教育研究所の番号はNo.18となっています。
② 「新壕」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,p.64,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9
③ 「那覇署・真和志村役場の壕」,沖縄の戦争遺跡,p.32,沖縄県平和祈念資料館編集,2007年,ISBN978-4-903042-14-5
④ 「d.新壕(ミーゴー)」,沖縄県戦争遺跡詳細分布調査(Ⅳ),沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書第5集,pp.48-49.,2004 見取り図があります。