てんぷら坂の壕 No.46;那覇市牧志3丁目
写真撮影:2014年 6月,2016年 4月

この坂が「天ぷら坂」。 崖傍の焼き鳥屋さんの後ろにこの壕はあります。  撮影:2014年 6月。

地下壕の内部。  天盤の崩壊もありますが,他にも岩塊などが多量に積み重なっています。   撮影:2016年 4月。
記事

・那覇市立壺屋焼物資料館前の「天ぷら坂」。 焼き鳥屋さんの後ろにこの壕がありますが,建物のため通りからは全くわかりません。
 苦心して撮影した写真には,大きな岩塊が積み重なっています。
 天盤(天井)の崩落では説明がつかないので,直ぐ近くに竪(立)坑があるのかもしれません。

・引用文献に記載されている4箇所の入口は,道路工事などでここに写っている1箇所のみになってしまったようです。 

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1992年11月1日 No.46
 ・様 子:全長約70メートル。 入口4箇所。
 ・形 態:構築
 ・使用者:日本軍
 ・遺 品:七輪
 ・土 質:ニービ

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(旧那覇地区 No.7)
② ガイドブックに載らない戦跡(てんぷら坂の防空壕跡)
③ 「てんぷら坂の壕」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,p.66,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9