フサチ山の壕 No.45;那覇市壺川1丁目
写真撮影:2012年11月

恐らくここでは無いか,と思いますが,現状ではお墓として使用されており,立ち入りはできません。 矢印の先に「銃眼」が存在します。

「ここでは」という根拠にした,コンクリート製の平べったい窓。  形状から「銃眼」です。

銃眼の左上に開いた穴から内部を撮影しました。 石で塞がれている右側に,地下壕が存在するかもしれません。

近くには,まだ調査されていない,と思われるガマが存在します。
記事

・引用文献の記載によると,極めて規模の大きな鍾乳洞と思われます。
 坑口はお墓とのことですが,写真のように新しく構築されているので,以後の立ち入りは難しくなってきたように思います。
 しかし,規模から見て,いずれは内部調査が必要になるかも知れません。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1992年11月1日 No.45
 ・様 子:全長約250メートル。 数ヵ所の墓を横穴でつないだ構築壕。 銃眼2ヵ所。
 ・形 態:構築
 ・使用者:日本軍
 ・遺 品:軍靴,薬ビン
 ・土 質:ニービ,琉球石灰岩(編者)

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(旧那覇地区 No.2)