カナダ:ハドソン湾奥の「カナダ楯状地」(Canadian Shield)
地質などの特徴

ハドソン湾,カナダ楯状地,氷食地形,準平原,網状流,三角州

空撮写真:オールバニー川・アキミスキ島付近

ハドソン湾奥の南西海岸に注ぐ「オールバニー川」です。
河口近くでは流路が複数に分かれる「網状流」となり,河口には比較的規模の大きな「三角州」が形成されています。
川の周囲は,泥炭地か湿地のようで,小さな流れや沼などが無数に存在しています。

ハドソン湾の奥には,比較的多くの島が存在しますが,写真に写っている「アキミスキ島」が一番広い面積を有しています。
多くの川がほぼ平行に流れていますが,公開されている地形図には川の名前などが掲載されていません。

「アキミスキ島」に最も近い場所に,「アタワビスカト川」と名付けられた比較的大きな川が流れています。
河口近くの左岸に,「アタワビスカト」という町が作られています。 どちらが先に名付けられたのでしょうか?
空撮写真:ポーラーベア―国立公園とその周辺

「ポーラーベア―国立公園」の近くでは,地表の模様が複雑に入り組んでいます。
写真の手前側は,ほぼ左右(略南北)方向の皺があるのに対し,その上(西側)の川の流れは,先の皺の方向に直交しています。
水平に見える皺は,地質上の「褶曲」と想像しますが,詳しいことはわかりません。

「ポーラーベア―国立公園」の東側(写真下側),標高100m前後の大地には,無数の湖沼が散らばっています。
各湖沼(凹地)を連結する緑色の帯が写っているので,ここに小さな流れが存在するようです。
投稿者による写真の説明や記事など

【投稿者:中田 文雄(事務局)】     2021年

  • ニューヨーク,JFK空港から成田空港に向かうANA機の右側から撮影しました。
    本ページに掲載した場所は,「カナダ楯状地(Canadian Shield)」の,ほぼ中心部分に位置しているようです。
  • 先カンブリア時代(10億年よりはるか昔),と言う極めて古い時代にできた大地です。
  • 造山運動により,大きな褶曲ができたそうですが,その後に繰り返された複数の氷期での「氷食作用(氷河による侵食)」により,「準平原」となっています。
【事務局による参考情報など】

【お断り】

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