栃木県:大谷石 |
地形と地質の三次元イメージ : 宇都宮市大谷地区 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 栃木県宇都宮市の大谷地区を中心として分布する「大谷層」は,通称「大谷石」と呼ばれ,新第三紀中新世の流紋岩火山礫(軽石)凝灰岩です。 比較的空隙が多いために加工しやすく,耐火性もあるために,主に建設用資材として多量に採取されてきました。 |
【現場写真】 大谷石採取場跡地の内部 |
「大谷石」を切り出した跡地でしたが,2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」の揺れで,天盤(天井)が崩落しました。 採取場の天盤と地表との間隔(天井の厚さ)は,結構薄いことがわかります。 |
(左) ライトアップされている「大谷資料館」の内部です。 正面右上の明るい部分は,天井と壁の隙間であって,採取場の外が見えています。 (右)円盤型ダイヤモンドカッター(電動のこぎり)を使用して,大谷石を切り出した跡です。 |
坑内式の採取場跡地の一つで,雨水や地下水が溜まっています。 天井を支える柱のことを「残柱(ざんちゅう)」と言います。 |
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