鹿児島県:口永良部島の火山地形
地形の特徴

火山地形,活火山,火口,溶岩流,火砕流,崩壊地形,海食崖

地形と地質の三次元イメージ : 口永良部島
三次元地形図上でマウスクリックすると「2.5万分の1 口永良部島火山地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

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  • 「口永良部島」は,中国地方~九州地方~沖縄県を結ぶ,琉球弧火山フロントのほぼ中央部分に位置する「活火山です」。
    同じ火山フロントに属する活動度の高い活火山は「霧島」,「桜島」,「薩摩硫黄島」,「口永良部」,「諏訪之瀬島」です。
  • 口永良部島で最も古い火山は,中期更新世(約50万年前頃)の「後境火山」や「番屋ヶ峰火山(291m)」です。
    次いでは,後期更新世(約10万年前頃)の「高堂森火山(470m)」や「カシ峯火山(256m)」などです。
  • 「古岳火山」は,完新世(約1万年前以降)の始め頃から活動が始まり,最新の活動は約200年前頃とされています。
地形と地質の三次元イメージ : 口永良部島・新岳火山
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  • 今から数千年前に,「古岳火山(地形図B)」の北西部(本図の手前側)が崩壊しました。
  • そして,今から千年ほど前に,その崩壊跡地で新たな火山が生まれました。 「新岳火山(地形図A)」です。
  • この火山が現在も活動を続けていて,2015年5月に噴火したことはよく知られています。
  • 北西方向へ流下する「火砕流」が発生したため,噴火警戒レベルが5となり,全島民に対して島外への避難指示がでました。
地形と地質の三次元イメージ : 口永良部島・古岳火山
三次元地形図上でマウスクリックすると「2.5万分の1 口永良部島火山地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

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  • かつて,古岳火山の東側の火口壁が崩壊しました。
    その後,火口の内側で新たな火口(中央火口丘)ができ,噴火により「新期古岳火砕流(Fpf)」や「七釜火砕流(Fpn)」が発生しました。
  • 「鉢窪火山(地形図D)」の東側は断崖絶壁となっており,「下部鉢窪火山噴出物(地質記号Hl)」が露わになっています。
    崩壊は「上部鉢窪火山噴出物(安山岩溶岩,Hu)」が噴出した後と想像しますが,確信はありません。
    また,この崖は火山性の崩壊ではなく,海食崖によるものかもしれません。
空中写真の三次元イメージ : 口永良部島の集落
三次元空中写真上でマウスクリックすると「1974年~1978年撮影の国土画像情報」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

2015年5月の新岳火口の噴火によって火砕流が発生し,川沿いに「向江浜集落」に押し寄せ,同集落は壊滅してしまいました。
1872年に入植がはじまったという「新村集落」は,現在無住となりました。 噴火とは直接関係がないものと思われます。
【空中写真】 口永良部島の新期火山

那覇空港から福岡空港に向かう飛行機で撮影しました。 雲を通しての撮影なので,かなり解像度が低下しています。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】