カシミール3D を支援するツール,使用説明
[Kashmir3D] 位置座標値(緯度・経度,標高)の読取りとファイル保存処理
  • 読み取る点(マーク)が記載されている電子地図を張り付ける(オーバーレイ)することができます。
     ※ 電子地図を張り付けなくても,読取り処理は実行できます。
  • オーバーレイする電子地図は,真北が上になるような「正方形」あるいは「長方形」に切り出しておいてください。
  • 「開始ボタン」を左クリックすると,読取り処理が可能となります。
  • 読取り位置でマウスを左クリックすると,その点に「赤色マーク」を付けると共に,その点の「緯度・経度」と「標高」を推定します。
  • 緯度・経度の値は,GoogleMaps APIの機能を使用して推定します。
  • 標高の値は,国土地理院の専用ウェブサイト(標高API)に問い合わせた結果です。
  • 本ページでは,最大150点までの座標値(緯度・経度,標高)を取得できます。

【重要】 取得した「緯度・経度」に疑問が生じた場合は,ここをクリックしてください

  • 「地点名」は「No.01」などが自動で設定されます。 変更の必要がある場合は,「CSVファイル」に保存した後,テキストエディタを使用して適宜変更してください。
  • 「終了ボタン」を左クリックすると,読取り処理は停止します。
  • 画面(ディスプレイ)の左下に「ダウンロードリンク」が表示されます。
  • ダウンロードリンクを左クリックすると,「CSVファイル」で保存するための,ダイアログボックスが表示されます。
  • 保存するフォルダを選定(新規作成)すると共に,ファイル名を入力してください。
  • なお,デフォルトファイル名は「elevation.csv」ですが,自由に変更できます。
  • 参照用電子地図のサンプルはここにあります。ここです(本サンプルを保存して使ってください。 画面上の座標値は,本サンプル用の値です。)
[Kashmir3D] 複数地点の標高データ取得とファイル保存処理
  • 予め用意する「CSVファイル」の文字コードは「UTF-8」として下さい。
  • MS-Excelでは,この形式のファイルを保存することができます。
  • ファイルフォーマットは以下の通りです。ヘッダー行は付けません。
     地点名,経度値(10進数),緯度値(10進数),標高値(空白)改行
     地点名,経度値(10進数),緯度値(10進数),標高値(空白)改行
     地点名,経度値(10進数),緯度値(10進数),標高値(空白)改行
  • サンプルCSVはここにあります。 ➡ ここです
  • 「標高取得」欄の「実行ボタン」を左クリックすると,一覧表は一度クリアし,標高値の取得と表示が始まります。
  • 標高値は,国土地理院の専用ウェブサイト(標高API)の機能を利用して取得しています。
  • すべての標高取得が終了すると,「ファイル保存」欄に「ダウンロードリンク」が表示されます。
  • ダウンロードリンクを左クリックすると,「CSVファイル」で保存するための,ダイアログボックスが表示されます。
  • 保存するフォルダを選定(新規作成)すると共に,ファイル名を入力してください。
  • なお,保存ファイル名は「入力ファイル名 + Level.csv」ですが,自由に変更できます。

【重要】 取得した「緯度・経度」に疑問が生じた場合は,ここをクリックしてください

[Kashmir3D] 円形マーカー群用データファイルの作成処理
  • 本処理では,上記「位置座標値(緯度・経度,標高)の読取りとファイル保存処理」あるいは「複数地点の標高データ取得とファイル保存処理」で生成保存されている「CSVファイル(UTF-8)」を使用して,「カシミール3D」で使用する「円形マーカー」用の「GPX形式」のファイルを生成します。
  • 「参照ボタン」を左クリックして,対象のCSVファイルを選択し,「読込ボタン」を左クリックして読み込みます。
  • 読み込んだ直後に「一覧表」が表示されるので,各座標値の正誤を確認してください。
  • 正しい場合は,「処理欄」の「処理ボタン」を左クリックしてください。
  • 画面右側に,「カシミール3D」が読み込み可能な「GPX形式データ」が表示されます。
  • 同時に,画面上側の「ファイル保存」欄に「ダウンロードリンク」が表示されるので,カシミール3Dに関係する適当なフォルダに保存してください。
  • 保存時には,ファイル名を変更することが可能ですが,拡張子は「.gpx」に固定してください。
[Kashmir3D] 棒状マーカー群用データファイルの作成処理
  • 本処理では,上記「位置座標値(緯度・経度,標高)の読取りとファイル保存処理」あるいは「複数地点の標高データ取得とファイル保存処理」で生成保存されている「CSVファイル(UTF-8)」を使用して,「カシミール3D」で使用する「棒状マーカー」用の「GPX形式」のファイルを生成します。
  • 「参照ボタン」を左クリックして,対象のCSVファイルを選択し,「読込ボタン」を左クリックして読み込みます。
  • 注 この処理の手順は「円形マーカー・・・」と全く同じです。
  • 読み込んだ直後に「一覧表」が表示されるので,各座標値の正誤を確認してください。
  • 正しい場合は,「処理欄」の「処理ボタン」を左クリックしてください。
  • 画面右側に,「カシミール3D」が読み込み可能な「GPX形式データ」が表示されます。
  • 同時に,画面上側の「ファイル保存」欄に「ダウンロードリンク」が表示されるので,カシミール3Dに関係する適当なフォルダに保存してください。
  • 保存時には,ファイル名を変更することが可能ですが,拡張子は「.gpx」に固定してください。
  • 注 この処理の手順は「円形マーカー・・・」と全く同じです。
[Kashmir3D] マーカーファイルの利用方法
  • 「カシミール3D」を起動し,何時も使用している地図を表示させます。
  • [ファイル(F)]➡[GPS各種ファイルを読む(T)]を選択します。
  • ファイル選択用のダイアログボックスが表示されるので,「*****.gpx」ファイルを選択します。
  • 選択したファイルから必要な情報を読み取り,複数のマーカーが表示されます。
  • マーカーによっては,極めて小さいものがあるため,よく探してください。
  • 本ウェブサイトで紹介している「棒状マーカー」の場合,真上からではマーカーが小さく見づらいのですが,「カシバード」を使用して三次元的に表現すると,左図のようにマーカーが際立ってきます。
  • 当該の「****.gpx」を閉じる場合には,カシミール3Dのメインメニューから,[ファイル(F)] ➡ [閉じる(C)] ➡ [GPSファイル(G)]を選択します。
  • 終了条件のダイアログボックスが開きますが,通常は[いいえ(N)]を選択するとよいでしょう。
重要事項

重要事項
 通信回線(例,混み具合)などの理由により,「標高」の順番が狂ったり取得ができない場合,あるいは同じ値が続く場合があります。
 本サイトでは回復機能を備えていないので,
  ① データを一度保存し,
  ② 新しく当該(不正)点の推定標高を取得し,
  ③ 保存したデータを修正する,
などの処理を行ってください。