ヌヌマチガマ・ガラビガマ 概略住所:沖縄県八重瀬町新城
概略位置図

マーカーは,坑口の概略位置を示しています。
現場写真 : ヌヌマチガマ・ガラビガマ

八重瀬町と白梅同窓会が新しく設置した慰霊碑。 写真左の門扉は壕の入口へ通じていますが,常時施錠されています。 撮影 : 2016年11月(全て)。

慰霊碑の碑文です。

壕の入口には、H鋼による支保工が設置されています。 本壕へ入壕するには、ガイド料金が必要です。

ヌヌマチガマ手術壕と称されている入口です。 本壕に入壕するには、ガイド料金が必要です。
記事
  • ヌマチガマとガラビ壕は,一つの鍾乳洞です。 西側の入口をヌヌマチガマ,東側の入口をガラビガマと言いました。
  • 元々は,港川港に米軍が上陸するのでは,という予想の元に陸軍が派遣されましたが,地上戦の激化により第24師団第1野戦病院・新城分院として利用されるようになり,白梅学徒も派遣されました。
  • ヌヌマチガマは,(NPO)自然体験学校(098-998-0330)が管理しており,予約をすればガイド付きで入壕できます(有料)。
  • また,ヌヌマチガマ手術壕という名称も存在します。 こちらは(NPO)沖縄鍾乳洞協会・平和学習部会(090-8292-0936)が管理しており,予約をすればガイド付きで入壕できます(有料)
  • 八重瀬町のガイドの話によると,ヌヌマチガマと同名手術壕は同一のガマであるとのことです。
  • 一方,東側のガラビ壕は閉鎖されており,入壕はできないようです。
地下壕の概要
  • 様 子 : 全長約500m
  • 形 態 : 鍾乳洞
  • 使用者 : 陸軍(歩兵第89連隊,第24師団第1野戦病院・新城分院)
  • 遺 品 :
  • 土 質 : 琉球石灰岩
引用情報・関連情報

引用情報

関連情報

  1. 「ヌヌマチガマ・ガラビ壕」,沖縄の戦跡ブック『ガマ』,pp.85~86,沖縄県高教組教育資料センター編集,2009年,ISBN978-4-903042-16-9
  2. 「ヌヌマチガマ」,沖縄の戦争遺跡,p.41,沖縄県平和祈念資料館編集,2007年,ISBN978-4-903042-14-5
  3. 沖縄県立第二高等女学校(白梅学徒隊),YouTube。
  4. ヌヌマチガマ・ガラビ壕:沖縄県戦争遺跡詳細分布調査(Ⅰ)―南部編―,沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書第5集,pp.90.-91.,2001