ボーリングデータの孔口位置,座標系変更などの処理[使用説明]
処理内容と処理条件について
  • 本サイトでは,以下の試行が可能です。
     ① 「旧測地系(日本測地系) ➡ 新測地系(世界測地系)」への変換と移動
     ② 「新測地系(世界測地系) ➡ 旧測地系(日本測地系)」への変換と移動
     ③ 任意に設定した座標値(差分値)での移動。
  • 【重要】処理精度の関係上,以上の処理は,孔口位置が概略直径10kmの範囲内に集まっているボーリングデータに対して行ってください。
対象ボーリングデータ(ファイル)の選択
  • 国土交通省の定めた仕様に則って作成された,複数(最大100本)のボーリングデータ(XML)の孔口位置を地理院タイルに重ねて表示します。
    ※表示可能なボーリングデータの仕様は,DTD200,DTD210,DTD300とDTD400です。
  • 参照ボタン]を左クリックすると,ボーリングデータを選択するダイアログが開くので,当該ボーリングデータを複数選択します。
  • 読込ボタン]を左クリックすると,選択したボーリングデータをすべて読み込み,孔口位置を電子地図上に「赤色のマーカー」で表示します。
  • 測地系の選択の後,[変更処理ボタン]を左クリックしてください。
  • 各処理によって,緯度・経度値は変更(移動)し,地図画面上に「青色マーカー」が表示されます。
    この変更(青色)マーカーだけを消す場合には,「変更分[消去ボタン]」をクリックしてください。
  • 新しいボーリングに移行する場合には,「すべて[消去ボタン]」をクリックしてください。
処理結果の例-1
  • 左図は,道路からズレているボーリング群の例です。
    右図は,旧測地系から新測地系に変換処理した例です(前後の孔口位置)。
処理結果の例-2
  • 左図は,新測地系から旧測地系に変換処理した前後の孔口位置の例です。
  • 右図は,経度と緯度にそれぞれに0.001度(10進数)という移動量を設定し,[変更処理ボタン]の左クリックを「3回」繰り返した結果です。
重要事項
  • 通信回線(例,混み具合)などの理由により,「X・Y座標」や「標高」の順番が狂ったり取得ができない場合,あるいは同じ値が続く場合があります。
  • このような,不正と思われるデータが得られた場合には,本解説ページを閉じて処理実行ページに戻り,「このサイトについて」を参照してください