地盤の三次元モデル:サンプルモデルサイト
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 ★このサイトは,予め用意した地盤の三次元モデル(デモ用サンプル)を,ウェブブラウザが提供する仮想現実(VR:Vertual Reality)空間を利用して,三次元画像として表示します。

 ★使用している可視化技術は「VRML(Virtual Reality Modeling Language:ファイルフォーマット)」と「WebGL(ウェブブラウザの標準仕様)」です。

 ★使用されるブラウザの種類によっては,動作しないケースや一部機能しないケースがあります。 ご利用の前には,必ずこちらをご参照下さい

 ★三次元モデルとは

表示サンプル モデル名称:概 要 3D表示先
  地盤の三次元モデル(動画)[mp4、320×240、130MByte]
・テクスチャモデル(土砂災害警戒区域図)
・建築物の杭基礎と地質構造
・地層境界モデル(サーフェスモデル)[鹿児島市内中心部の地質構造 その1]
・パネルダイアグラム×4枚
・平行パネルダイアグラム群
・円筒モデル[大谷石採取場跡地]
・円筒モデル[特殊地下壕]
注 最新のブラウザを使用して下さい。

3D土砂災害警戒区域図  [テクスチャモデル]

・「国土数値情報ダウンロードサービス」から公開されている神奈川県策定の「土砂災害警戒区域(急傾斜)ベクトルデータ」を使用して,鎌倉市街地の中心部付近を図化しました。
・「CIMに対応するための地盤情報共有基盤開発ウェブサイト」を利用して,国土地理院から公開されている「標高データ」を入手して,ワイヤーフレームモデルを作成し,上記の警戒区域図をテクスチャとして貼り込みました。
・市街地近くの丘陵地の殆どが,土砂災害警戒区域(急傾斜)地に指定されていることがわかります。

建築物の杭基礎と地質構造 その1 [境界面モデル,パネルダイアグラム,ボーリングモデル]

・パネルダイアグラムで囲まれた境界面モデル(支持層と直上の軟弱層)です。
・空中から見た場合,杭先端が支持層手前の軟弱層(薄い水色)に留まっているのか,支持層に達しているのか,非常にわかりにくくなっています。
・モデルを垂直に回転させると,支持層の内部を見ることができます。
 杭の先端が見えれば,杭が支持層まで達していることがわかります。

建築物の杭基礎と地質構造 その2 [境界面モデル,パネルダイアグラム,ボーリングモデル]

・パネルダイアグラムで囲まれた境界面モデル(支持層と直上の軟弱層)です。
・杭の部分にもパネルダイアグラムを表示しました。 杭基礎の打設状況(先端部分)を確認できます。
・モデルを垂直に回転させると,支持層の内部を見ることができます。
 杭の先端が見えれば,杭が支持層まで達していることがわかります。

鹿児島市内中心部の地質構造 その1 [境界面モデル,ボーリングモデル]

・鹿児島中央駅付近から鴨池港にかけて,3.5km×3.5kmのモデル区域を設定しました。
・境界面モデルは,最下層(Kr)の上面境界をS1面とし,「S1+S2」と「S1~S3」のみを表示します。
・VRMLモデルの場合は,地質の論理モデルが適用されていますが,Web-GLでは適用前のモデルです。

 地質と地層(層序)に関する資料(以下と共通)はこちらです [工事中]
 3Dモデルに関する資料(以下と共通)はこちらです [工事中]

鹿児島市内中心部の地質構造 その5 [パネルダイアグラム,ボーリングモデル]

・上記の境界面モデルは,9枚の地質断面図から必要な地点の地質情報を読み取って作成しました。
 具体的には,36本のボーリング柱状図と51箇所の参照点,合わせて87箇所の点情報です。
・ここで紹介する9枚のパネルダイアグラムは,引用した地質断面図の始点と終点を一致させていますが,地質断面図は屈曲しているので,厳密的には一致していません。
・詳細な資料は上記を参照して下さい。 [工事中]

注 断面図の座標やボーリングの座標のうち,完全に一致していないものがあります(現在調査中)。

鹿児島市内中心部の地質構造 その2 [境界面モデル,パネルダイアグラム,ボーリングモデル]

・上記と同じ範囲ですが,3.5km×2.4kmと3.5km×1.2kmという2種類を切り出しました。
・「ソリッドモデル」のように見えますが,モデルの地表面と4つある外周面をパネルダイアグラムで囲った「疑似ソリッドモデル(新定義)」です。 ⇒ 境界面モデルよりも,地層構造を容易に理解できます。
・モデルを鉛直方向に回転させて,支持層の中をのぞき込んでください。
 複数のボーリングモデルを見ることができます。

鹿児島市内中心部の地質構造 その3[パネルダイアグラム,ボーリングモデル]

・上記と同じ範囲の境界面モデルから,250m間隔のパネルダイアグラムを多数切り出しました。
・平行モデルは,東西方向のパネルダイアグラム群です。
・直交モデル(左図)は,東西方向と南北方向を組み合わせたパネルダイアグラム群です。

鹿児島市内中心部の地質構造 その4 [半径500m円筒モデル]

・半径500mの円筒状空洞の中に入って,その壁面を見ている,という想定で作りました。
・VRMLの場合は,円筒の中心部で「南:S」を見ている,という状況にしてあります。
 円筒の外に出ることもできますが,正面にある円筒の外側の地層は左右逆転しています。
・WebGLの場合は,円筒の外側から見るように設定してあります。

特殊地下壕内部の360度展開静止画像 [円筒モデル]

・ボーリング孔を利用した「空洞カメラ」で撮影された360度展開画像を円筒の外壁に投影しました。
・カメラの位置は,ボーリング孔に設定しました。

 元画像提供:川崎地質(株)

大谷石採取場跡地内部の360度展開静止画像 [円筒モデル]

・ボーリング孔を利用した「空洞カメラ」で撮影された360度展開画像を円筒の外壁に投影しました。
・カメラの位置は,ボーリング孔に設定しました。

 元画像提供:川崎地質(株)

那覇市識名四丁目 石部隊野戦病院壕(識名の壕)360度展開静止画像 [円筒モデル]

・地下壕のほぼ中央で撮影された360度展開画像を円筒の外壁に投影しました。
・カメラの位置は,地下壕の中心に設定してあります。

 撮影期日:2018年5月21日

ご利用の前に
VRMLについて
 ・VRMLで記述された三次元モデルを表示するには,専用のプラグインが必要です。 このウェブサイトでは,「Cortona3D VIEWER」の利用を前提としています。
 ・ただし,VRMLを表示できるブラウザは,Internet Explorer 11以降Firefox 51以前Firefox 52ESRGoogle Chrome41以前のみです。
  Firefox 52X以降,Google Chrome42以降やOpera(50X)などでは,Cortona3D VIEWERプラグインは動作しません。
 ・「Cortona3D VIEWER」の詳細とダウンロードは ここをクリック ,インストール手順については ここをクリック して下さい。
WebGLについて
 ・WebGLモデルを表示するには,最新のブラウザが必要です。 VRMLのように,特別なプラグインは必要としませんが,VRMLに比べると描画上の表現力はかなり見劣りがします。
 ・Google Chrome(64X)Opera(50X)では,透過度や近接点の制御を行う「スライダ」を表示できますが,その他のブラウザでは表示できません。